近年のグローバル化により、海外への輸出が大規模化している今日、海外でPL訴訟を起こされるリスクは日に日に大きくなっています。このようなリスクに備える海外PL保険は、グローバル企業にとって今や必須の保険といえるでしょう。
海外PL保険(海外生産物賠償責任保険)は、製造及び販売を行った製品が原因で事故が発生した場合に、貴社に対して日本国外で損害賠償請求がなされたことによって貴社が被る損害を補償します。
保険の申込みをした会社を『記名被保険者』といいますが、実際に海外でPL事故が起こると、メーカー(記名被保険者)だけではなく販売会社や部品メーカーも訴えられることが少なくありません。そのため、販売会社や部品メーカーなど輸出品にかかわるすべての会社が保険に加入する必要があるのですが、それぞれが加入すると保険料が高くなるため、代表する会社が保険契約し、関連する会社を『追加被保険者』として対象に含めるようにします。その場合には、割増保険料を支払うことになります。
保険金額の設定に際して、それぞれが自己負担額を設定することができます。これを免責金額といいます。こうすることにより保険料を安く設定できます。
保険の設定に際して、保険の対象となる事故の発生地域を限定することにより、保険料を節約することができます。適用地域は「南米のみ」といった限定から「日本を除く全世界」といった限定もできます。